2023/08/18
1 人間の進化
魂が肉体を選び、肉体には幽体があり、魂から霊体を作りだします。霊体(精神体)が意志を持っていて、人生のシナリオ(カリキュラム)を握っています。遠い未来までは分かりません。なぜなら選択肢があるからです。決意するのは霊体です。魂と霊体を心や理性と言っています。肉体と幽体を体(からだ)と言っています。日々の体験によって情報量が増え、睡眠時に少しずつ魂が大きくなり再構成されます。守護霊は魂にあります。死によって肉体がなくなると、しばらくの間、幽体と霊体で幽霊となります。感情が主にある幽体(感情体)は、49日前に消え、霊体を魂が吸収し、あの世に行き、次の生まれ変わりのためのトレーニングをした後、生まれ変わります。金縛りにあって、幽霊を見たり、360度の視界を得た経験がある人は、幽体をずらすことをしています。幽体をずらすと幽霊の幽体が見えます。霊体もずらすことができると幽霊の幽体と霊体が見えます。能力者でも見える物事が異なるというのは、こういうことが原因のひとつです。幽霊の状態で残っているのは、地縛霊です。
10年前から幽体と霊体の間をずらす人が出てきました。魂が凹んでいたり、傷ついて、萎んできたり、消えたりする人が出てきました。その理由の結論としては、因果律が弱まり、想いが実現しやすくなってきたことです。人間のもらっているエネルギー量が増えてきたため、思いの力が強くなりました。意識力が強くなってきました。宮崎氏が生きていた時代にはありませんでした。
幽体と霊体がずれると、感情のコントロールが効かなくなり、キレやすくなります。理性が低下するためです。セクハラ、我慢ができません。社会性が低下します。気配りができません。記憶力が低下、または記憶が欠落します。約束自体を忘れたりもします。心身の同一性が取れていない、心身の同期がとれていないためです。接続不良です。思ったことが思った様にできなくなります。片付けたいのに片付けられないです。同時並行処理が下手になります。暴走してしまいます。疲れやすいです。筋力が低下します。免疫力も低下します。どんどん年々増えて、日本で85%、世界で90%の人がぶれています。魂が縮んでくると、認識力の低下が起きます。認識力が高まると、テレビで言えば、白黒からカラーになり、大画面になり、録画機能がつき、奥行きができ、4Dになる様な感じです。
象の尻尾と耳だけ見て、物事の関連性がわかるというのが認識力であり、進化の一面です。魂が縮むとその逆を行きます。退化します。物事を極端に決めつける様になります。幼児化と呼びます。最初のうちは、寝ても寝足りなくなる症状が起こります。急に寝なくても良くなったり、判断決断が早くなるという中には、魂が縮んでいる人もいました。幼児化したボケ老人は、目先のことしか考えなくなります。日本の中でも6~7割います。ある首相になった政治家は、話の一番最後しか覚えていないので、大事なことは最後に伝えてくださいと秘書が言っていました。夏休みが終わる3日前になって、夏休みの宿題をやり始める子供と同じです。頭の中で3日間程度、短期でしか物事を考えられない程、奥行きがありません。成長と共に中期で物事を考えられる様になります。その成長と逆行します。それが世界中で起きて、どんどん起きているのが現在です。そういう視点で物事を見てもらうと、大体のことに納得がいくはずです。
英語はイエス、ノーではっきりしていて、白か黒かの世界です。日本語があいまいな表現や語彙数が多く、主語を省略したり、同音異義語があったりするのは、他の国に生まれる人よりも、魂の経験数が一桁違う人が集まっているからです。「善処します。」「前向きに考えます。」というと、イエスかノーはっきりしろと言われます。情報量が多すぎて処理できないのです。イエスかノーでないと分からないのです。若い魂がたくさんいて、むやみやたらに人を殺すから、キリスト教やイスラム教、仏教が発達したのです。魂が縮んでくると、この様に物事を極端に決めつけるようになります。生命力が低下するから、病気にもなりやすいです。以上のことが、連動して起きていることが、ここ10年間の1番の問題点です。
この話は広まらないです。広まったら困るのです。一度ムー大陸の時代に広まって失敗したのでしょう。ムー大陸が沈むのを次元上昇と捉えると、船井氏がそのリーダーのひとりでした。ノアの方舟のように、皆に天変地異が来るから、荷物を捨ててなさいと船井氏が神からのお告げを聞いたとします。荷物を捨てた人は舟に乗れます。洪水なんて来ないと思う人は関心がなく、魂が小さくなっていき、1週間先のことを考えなくなります。明日のことさえ考えなくなります。この様な人々は良いのです。問題は、洪水が来ると信じていても、荷物を捨てられない人です。その人々まで舟に乗せたら、沈んでしまいました。ムー大陸ごと沈んでしまいました。失敗でした。今は、「何とかなる」と言い続け、舟に乗れない人を慰め続けています。おそらく、魂が縮んで舟に乗れないことが広まったらまずいのです。こういう話をすると、「そうですね」、「わかる気がします」と言う人が多いが、他人には話しません。
これは、理にかなっている話です。なぜなら、治すと元に戻るからです。この仮説が正しいと思っている理由は、ブレや魂を治すと前述の症状が消えて、元に立ち返って動き出すからです。ここが根本原因だから、これを治さない限りは、これらの症状は消えません。薬を飲んでも治りません。誤魔化しています。そのうち劣化します。
人は、輪廻転生をしながら、少しずつ成長していくとします。人生のシナリオを見ていくと、今までは一生で10枚のシナリオだったのが、今世では5000枚ぐらいのシナリオになっています。人生の出来事が、今までの何十倍も起きています。1キロ四方に2~3人程度なら、人とぶつからないが、1000人いたとしたら、しょっちゅうぶつかります。そこに情報機器がたくさんあるから、疑似体験がたくさんできます。昔は聖書やお伽噺程度しかなかったが、今は映画やテレビ、インターネットなど情報が動いて、すぐに反応が返ってくる様になっています。だから、1000回ぐらい生まれ変わりができるような環境を創りました。指数関数的に成長できる様なシナリオをぶち込みました。最初のうちは、自分で投げた球が、3~4回生まれ変わって返ってくる様だと、なかなか気づけません。「何でこんなに酷い目に遭うんですか?」と尋ねて、「あなたは業が深くて過去世で酷いことをしたからその報いだと」言われても、「あいつは悪い奴なのに楽してるじゃないですか」と反論し、「あいつはまだ未熟な魂だから、楽な役しかできないんだよ」と、言われても納得できません。それが、投げた球が、1年になり、半年、3ヶ月、1ヶ月、1週間で返ってくる様になってきました。なんて分かりやすい時代になったんだと、当時は思っていました。ある人が、人をいじめらたら、数ヶ月後にいじめられる体験をしました。その人は、自分がいじめたことを忘れていました。投げた球が、生まれ変わる前に返ってくると実感しました。なんて気付きやすい時代になったのかと観ていました。
そしたら、どんどん時間が加速して、時間が経つのが早くなりました。忘れる前に来ます。気づきがどんどん来ていて、あまりにも成長のための出来事が多く来るから、横道にそれると言うのがブレです。ちょっと楽な道に行こうと言うのがブレです。50%ブレている人は、半分しか課題が来ません。不登校になっている様な感じです。シナリオ通りに生きていると、課題がどんどん来ちゃいます。処理しきれなくなってきたから、半分自分の思った通りに動けない様にして、来る課題を半分にしています。最初のうちは、10~20%のブレだったのが、最近80%ぐらいブレています。魂の成長の課題が来ない様にしている動きです。幽体と霊体のところで、もうダメだと言って自分でずらしています。魂は焦っています。
秋葉原の事件で、犯人がネットで殺しに行くぞと一所懸命書いているのは、魂の側です。でも、肉体が暴走しているから殺しに行ってしまいます。二つの人格みたいなものが葛藤するのは、実はこう言うことです。被害者も、普通なら魂が守って、そう言うところに行かせない様にするのに、魂が壊れているから行ってしまいます。
世の中の出来事を、因果やカルマで解決する場合もあるが、今は壊れている人が暴走する出来事が多いと思います。視野が狭くなっている幼稚園児だから、列車事故があって、遺体を穴に埋めてしまうということを平気でやります。幼稚園児ならやるだろうから、おかしくはないのです。小学生なら、テストの点数が悪かったら、穴ほって埋めちゃうと思います。隠しちゃえば、燃やしちゃえば、捨てちゃえばと思ってしまいます。似た様なものです。レベルは。人間の進化と退化の問題が、この様に起きてきたんだということです。
今までは黙っていても課題が来ていました。体験するのが大事でした。未来は決まっていました。不自由でした。地の理です。ルールは、成長するには対立です。競争です。物事を分けて考えます。専門家に分けていきます。そのために善悪をつくり決めました。そして、今それが極まり、丁度、社会に出ようとしている大学生です。今は、未来は決まっていません。想いが実現しやすいです。今まではシナリオがあるが、これからは自作自演しなければいけません。自分で、自分が何をしたいか考えて生きていかなければなりません。体験よりも創造が大事になってきます。自由だが、自律していないと生きていけません。対立じゃなくて非対立です。半田広宣は等化(とうか)と言っていました。競争じゃなく、協調です。宮崎氏も同様なことを言っていました。分化じゃなく統合です。専門じゃなく総合です。前は、A or Bの世界です。今はA and Bの世界です。この移行期に入っていて、その最後と考えています。だから、善悪を超越しようと言っています。世界は小学生レベル、日本は中学生レベルからスタートしました。カリキュラム通りに行けば、自律できるシナリオを皆が持って生まれてきました。脱落者がいっぱい出てきました。自由にできるのが今で、占いが当たらないのは、人の思いで未来が変わるからです。
その移行期期限が、2012年12月末という予想がありました。なぜなら、能力者が、その先のことがはっきりと見えなかったからです。シナリオに書いてないからです。その能力者は、本当にわからないと言っていました。大雑把にこんな感じくらいしか書けないと言っていました。能力者は、人のシナリオを見て未来を当てていたからです。これも仮説です。
問題は、自作自演です。自分が主役である作品を自分で創らなくちゃいけません。不良とかではなく、まだ未熟だったというだけです。ここ数十年の間に、体験を積み重ねることによって、社会全体が自律できるように、自発的に成長できるまで、成長しなくてはいけません。そのためには、自分をわかっていなければいけません。主役を演じる自分がわかっていなければ、自分に合った役が演じることができません。
例えば、悪役をずっとやってきた人が、今世で良い人役を選んだとします。そこで、良い人役を演じるにはどうすれば良いかと考えて、しつけの厳しい家に生まれ、教育を受けられるなどの体験を積んで、常識とか、当たり前、絶対などの縛りをつくります。役を踏み外さないためにです。でも、成長してくると、人に嘘をつかれて怒るなど、わざわざ嘘をつく人と出会う様になっています。自分が嘘をつくと、自分を責めます。そして、良いタイミングで嘘も方便というのを習うのです。「そうか、嘘は絶対ついちゃいけないというわけじゃないんだ」と分かり、「なぜ、こんなに嘘を絶対についちゃいけないと思っていたのだろう」と思うのです。そしてまた、「そうか、嘘をついて良い時と悪い時の分別がなかったから、教え込まれていたんだ。もう、成長してきたから、嘘をついて良い時、悪い時、黙っている時など、自分で考えてわかるようになってきたから、この縛りから解放されたんだ」と考えます。もっと考えると、そういう風に教え込まれないと、自分は嘘をついてしまう子だったんだとわかるのです。本質的に悪役だからです。ひとつ、その部分で自由になります。自律します。今後は、自分で判断する様になります。この様にして、自分が選んだ役を身につけるために必要だった常識などを、取っていきます。外していきます。「大人なんだから当たり前だ。日本人なんだから当たり前だ。仕事なんだから当たり前だ。ずっと当たり前だと思っていたけど、違うんだ。」という風に、どんどん気づき続けていきます。その都度、自分で決めていきます。自律しているから自主的に判断していきます。その経験を積んでいく度に、自分を観ていく様になります。嘘を言うと決め、周りは正直に話していたら、自分は嘘に寛容なんだと気付けます。元は悪役だからです。そしたら、これから先の未来を創る時に、良い人役のシナリオは創りません。自分に合ったシナリオを創る様になります。いらなくなったものをどんどん外して、気づいて、解放して、かつ、自分をよく見つめて、自分という役者が分かった人は、未来で活躍できる様になります。それが自律しているということです。自分という本質がわかっている人には、その様な未来があります。
ところが、殻に閉じこもって、自分は良い人役だとばかり思っていると、うまく進みません。なぜなら、良い人役は得意じゃないからです。本来の自分に合ってないからです。自分に似合っていないことをつくろうとしても無理です。だから、皆、自分というものを知るための努力をしていました。葛藤していていました。それがここ10年間のことです。自分を知るための出来事をどんどん引っ張り込んでいたから、大変でした。それが授業でした。体験も必要ですが、要らなくなった当たり前、常識、絶対と思っていることから自分を解放して、気づいて、自分という存在が一体どういう存在なのかを知ることが、ここ数十年間の課題でした。自分というものを知るのが嫌だと言い、耐えられない人が出てきました。心の中では、自律していく世界に行きたいのだけれど、課題がきつくて、わざと緩やかな道を選んでいるのが、ブレです。感情が揺れ動いた時に、気づけるので、何か出来事があるから気付けるのです。
例えば、「差別されたから」と怒っている人がいるとします。「何で怒ってるんですか」と聞いたら、「だって差別されたんですよ」と言います。「差別されたのは分かるけど、怒らなくて良いでしょう」と言いました。その人は、「差別した上司が悪い」とか「会社が悪い」と言います。「人のせいや、会社を辞めるとかを決める前に、怒っている理由は何ですか」と聞いたら、「だから差別されたから」と言います。「そうではないです。怒っている理由は、人間が平等だと思っているからでしょ」と言いました。その人は、「そんなの当たり前、人間は平等なんだから」と言います。「人間は平等じゃないですよ」と言うと、その人と揉めました。老若男女、皆違うから平等はないですよ。平等はないんだけど、むやみやたらに差別する人が多いから、人間は平等だと言っているだけです。そこに気づけて、胸落ちしたら、「腹は立たなくなりました」と言っていました。そこで、その人は、人間は平等なのが当たり前という思いから、要らなくなった常識から解放されたのです。感情が揺れ動くたびに、「なぜ?」と問いかけ、自分の中の要らなくなった思い込みを見つけると言う方向に向かった人は、ブレません。どんどん見つけるから、コツがわかってどんどん自分を知るからです。良いとか悪いとかの問題じゃないという境地になります。
歴史は真実ではありません。歴史は、真実だと思い込んでいました。真実のもの以外、勉強したくなかった未熟な頃には、歴史は真実だと思い込んでいないと勉強しなかったんだと気づきました。しかし、もうその裏まで読んで勉強する様になったから、歴史は真実だという思い込みが必要じゃなくなったから、中国が歴史で嘘を書いていると怒るという出来事を体験しました。気づいたら、中国人は歴史に本当のことを書かないと冷静でいられる様になりました。感情が揺れ動くたびに、そういうことを見つけようと言っています。歴史は嘘ばかりではないが、真実とは限らないと言う話です。その裏を読みましょう。過去は人の認識によって変わるから、大事なのは今です。
話に戻ると、天変地異じゃなくて、この様に、ふるいにかけられてどんどん落ちていきます。進化しない方向を選ぶ人がたくさん出てきていると言うことです。この成長の話は、どっかで線引きがなされると思っていましたが、この10年間でずっと起きています。このことは、日月神示(ひつくしんじ・岡本天明著)に書かれています。
これが世界の裏方で見てきたことです。100点満点とはいきません。まだ見えていないところもあります。80点ぐらいだと思うことが大事です。この話を理解しない人もいるから、あなた次第です。ブレて壊れているから、失敗するとか、成功しないと言うことではなく、見えていないと言っているだけです。ブレて壊れている、三木谷氏や孫氏が事業を成功させているのは、子供が脇目も振らず道路を走って渡るからということです。大人はちゃんと車が来ていないかどうかを見て、危なくないことを確認して渡ります。どっちが向こう側に渡れるかと言ったら、子供の方が早く渡れます。先のことを考えないからです。10回に1回ぐらいははねられるかもしれないけど、車も避けてくれるからです。ビジネスは早く決断した方が、うまくいく可能性が高いです。
「未来は、差別や不条理なことがない良い世の中なのか?」、「ウィルスや細菌のない病気のない良い社会なのか?」という質問が20年前くらいにありました。ウィルスや細菌がいても病気にならないし、なっても直ぐに治るような免疫力が高い人、差別や不条理なことがあっても、気にならなくなるまで成長した人と、そうではない人の二極化の世界です。