2023/08/11
1 問題解決法
今(平成24年当時)は、靖国問題はありますが、日中国交40周年です。基本的に、中国人は恨みを忘れません。中国語に、現在進行形、過去形、過去完了形はありません。時間的奥行きの意識が育ちにくいです。昔と今の意識が薄いので、恨みを忘れません。日本人は、水に流すという奥行きのある考え方をします。孫子の兵法、諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)は、策略を巡らせて勝つ、人を騙してでも勝つことが英雄です。いまだに、中国人はそう信じていると思います。オリンピックでも、同胞同士で競い合うよりも、八百長をしたり、勝つための手段を選ばないことの何がいけないのか分からないのです。スポーツマンシップの理念を言われても、中国人はキョトンとしているのです。
韓国人は、もう少しマシで、向こうが仕掛けてきたから、それに習っただけと理解しています。
必要なところに、必要なものが育ちます。中国大陸では、礼儀正しくない人が多いから、礼儀正しくと言った孔子が育ったが、それさえも根付かないで、隣の朝鮮半島で国の教えとして残っています。なぜなら、朝鮮半島の人たちも礼儀正しくないからです。日本人からすると、それが普通だと思われているから、それに囚われません。なぜ、神様が石板に「汝(なんじ)人を殺すなかれ」と彫ったかというと、むやみやたらに人を殺すからです。お釈迦様が、「殺生はいけないよ」と説いたのは、殺生する人が多いからです。必要なところに、必要なものが現れます。
戦争は、お互いに色々なことをやるということは分かっていることです。日中国交式典で、中国共産党は、日本の首相と握手をしなければなりませんでした。しかし、中国国内で、日本人は悪い奴らと喧伝してしまったので、握手の理由を説明しなければなりません。「A級戦犯が悪くて、日本人も彼らに引きずられて迷惑したんだ」としました。「日本人が悪いわけではない」と中国国民に嘘をつきました。だから、日本の首相と握手するのは、間違いではないとしました。そして、しばらくしたら、日本がA級戦犯を靖国神社に祀りました。日本人にとっては、「A級戦犯は悪くない」と思っているし、悪かったとしても、死んだら水に流すという考え方があるので、「祀るのはいいでしょ」と思っています。中国人にとっては、嘘をついて国民をなだめたことと、辻褄が合わなくなってしまいました。靖国問題とは、中国共産党が、中国国民についた嘘の後始末ができなくなったからだと考えます。
竹島問題は、当時の大統領李承晩が、韓国が貧困だったので、日本から金を引き出そうと策略し、国境の線を引きました。本当は、韓国領ではないことは分かっていましたが、問題にすることで、お金を盗れると思ったのです。当時の日本は、軍事力が脆弱だったために、あまり激しく反発しなかったので、揉め事のタネだけが残りました。始まりは、もう少し賠償金を取ろうと思った韓国の李承晩がきっかけです。
原因や理由がわかった上で、どうやって解決できるかは、個々に問われています。何を学ぶか、本質的なことに気づければ、解決策が見えてきます。
人間の進化とは、対立から非対立というのが、その方法のひとつです。例えば、幼稚園児AくんとBくんがひとつのおもちゃを取り合っています。おもちゃはひとつしかないので、ずっと対立しています。Cくんは、先生を呼んできます。先生は、幼稚園児よりも次元が上で、上位次元の認識力を持っていて、物事の本質を見極められます。おもちゃの本質を遊ぶための道具だとわかっているから、ふたりで遊ぶ方法を教えてあげれば、対立しません。もしくは、交代で遊ぶ方法もあります。対立しない視点が見えるのが先生です。それを理解できないAくんとBくんは、ずっと喧嘩を止めません。それを見ていたCくんは、気づきます。それを「悟り」、「次元上昇」といいます。今より上の視点が 見える様になることです。
竹島問題も、所有ということに拘っていては、対立は続きます。より高い視点から非対立が見つかります。あらゆる面で、認識を広げて、次元を上げて行くことが、今(当時)求められていたため、そのような問題が起こったと考えられます。気付く人が気付けば、これらの問題はどうでもいい話になります。Cくんは、日本国民の誰でも良いのです。これら問題を解決することが目的ではなく、気付くことが目的だからです。気付く人が、気づいてしまえば、これらの問題はいらなくなるということです。
ある一定数の人が気付くと、意識は皆繋がっているため、一気に皆が気付くことになります。それを「百匹目の猿現象」とし、時間を超えて、共鳴して変化するといいます。超心理学者ルパート・シェルドレイク仮設です。宮崎県の幸島(こうしま)で、京都大学の人類学研究所が、野生の猿に餌付けをしていました。芋をあげていました。ある猿が、川で芋を洗って食べていましたが、川が枯れてしまったので、海水で芋を洗って食べ始めたら、海水で芋を洗って食べる猿が増えました。そして、それが離れたところの猿も餌を洗って食べました。距離に関係なしに、一定量の認識が出来上がって来ると、空間を隔てたところまで伝わります。
ルパート・シェルドレイク氏が、共振共鳴理論で解説をしています。グリセリンは、それまで作れなかったが、大西洋を渡る樽の中にグリセリンが入っていて、到着して見てみたら結晶化していました。それ以降、世界中のグリセリンが結晶するようになりました。あるところで、物理的に起きた現象は、空間的に離れていても波動的に伝わります。イギリスで、一眼見て何の絵が描かれているかを問う実験をしました。フランスでも調べました。イギリスで正解の映像を放送し、次の日にその放送を観ていない人を対象に、同じ実験をしたら、正解率が3倍程度に増えました。フランスでも同様の結果を得られました。一定以上の認識ができたからであり、人間の無意識は繋がって いて、共振して伝わります。時間を超えても伝わるかということについても、戦争前に起きたことと戦争後に起きたことが、遺伝的にも伝わるはずがないことが、伝わっていたという実験結果を得られました。
一定の人がそれが正解だと気づいたら、一気に広がります。しかし、頭の硬い猿だけは、柔軟ではありませんでした。人間は、身体が緩んでいないと、いい情報に共鳴しません。船井氏は、「腕振り体操」を勧め、高岡氏は、「ゆる体操」を広めました。
2 善悪
目に見えない技術は、医学か農業で広めるのがいいと考えていました。宮崎氏は、治療家のため、治療に使っているが、何に応用してもいいと言っていました。
マクロ的には当時、新興宗教が勢いを増し、大きく傾いていたところに、サリン事件が起きました。それ以降、宗教という軸のバランスが取れました。麻原彰晃氏が、その役を買って出たとは思えないが、オウムが事件を起こさなければ、違う者が起こして軸を元に戻していたかもしれません。麻原氏は、平安時代に徒党を組んで、進化をしようとする集団を作っていました。当時も上九一色村で失敗したから、今世は、再チャレンジでした。もう一回やり直すことがストーリーでしたが、また失敗してしまいた。麻原氏は、変な地縛霊に取り憑かれ過ぎて、おかしくなってしまったので、失敗でしたが、全体的な視点からすると、軸のバランスを取り戻す役には立ちました。
善悪の判断をするのは、時代遅れと考えた方が、今(当時)は都合が良いです。
絶対的な悪はあるか?人を殺すのは悪ではないのですか?自分が殺されそうになったら人を殺すのはどうですか?正当防衛だから、人殺しは認められます。人殺しが絶対的な悪ならば、正当防衛でも悪です。正当防衛なら善であれば、人殺しは絶対的な悪ではなくなります。
人を苦しめること、悲しませること、傷つけることはどうですか?子供を叱ると、子供は苦しいし、悲しいし、傷つきます。子供を教育しなければ、社会人になったとき本人が困ります。
そうやって突き詰めていくと、起きている出来事は、善悪ではないという境地に至ります。ルール違反、法律違反はあります。薬も体には悪いが、治すには必要なものがあります。ルール違反はしているが、善悪の問題ではありません。なぜなら、社会秩序を乱さないためにあるのが、ルールだからです。
では、なぜ善悪という概念があるのかというと、人間を進化させるために作ったルールということになります。対立させた方が、進化が早いです。動物の世界には善悪がありません。なぜなら、進化する必要がほとんどないからです。人間を早く短時間に進化させるには、対立させた方が早いです。競争させた方が早いです。神の立場なら、大元に善悪という概念を作った方が早いと思うでしょう。でも、そろそろ卒業の時が来ました。善と悪を超越する時がきました。対立をしない視点を見つけましょう。人間の進化がそこまで来たと言うことです。善悪に囚われない視点を早く見つけましょう。
むやみやたらと人を殺すテロは悪くないのでしょうか?ヒトラーは、ユダヤ人だけを殺しました。毛沢東は、金持ちと自分の言うことを聞かない人々を2~3千万人殺しました。地球劇場を考えた時に、一度はテロを体験しないと、違った概念が生まれません。
ウィルスや細菌が、人に感染症をもたらしていることに対して、善悪という概念があるのでしょうか?ウィルスや細菌がなければ、免疫が落ちている人が気付けないまま死んでしまいます。病気というは、死なないための安全装置の様なものです。それを担っているのがウィルスや細菌です。無菌状態にすれば、生物は滅びるでしょう。
もう一度戻って、地球劇場を考えれば、むやみやたらと人を殺すことは悪いという概念を作るために起きた出来事で あって、善悪の概念とは別です。地球劇場を俯瞰すると、色々な体験を積み重ねることによって、いろんな形で情報量を増やして、人類が進化しようとしているのです。
善悪に囚われない境地になれば、次世代に生きやすくなります。進化促進のためのルールであった善悪なので、今は不要になり、それに囚われていると話がおかしくなります、見えなくなります。人間の意識量が強くなるため弊害が起きていて、自分を否定したり、責めたりすると、昔は大丈夫だった魂に傷がつきます。そうすると魂が退化します。自分を責めるのは、何かを悪いと思うからです。善悪に囚われなくなっても、人は殺さない。必要なら殺すかもしれないが、善悪ではない。絶対嘘ついてはいけないと習うのは、嘘をついて良い時と、悪い時の分別がつかないからです。成長して分別がつけば、絶対嘘をついてはいけないとは言いません。世の中には絶対というのはありません。人間が進化するのに必要だった、その過程で作った仮のルールみたいなものです。早く成長して、善悪から離脱してほしいです。そうすれば、自分を責めたり否定したりすることはなくなります。せっかく、ここまで育ててきた魂を傷つけることがなくなります。そうすると、良いことがいっぱい待っていると言いたいのです。
3 船井幸雄氏が情報を遺した理由
ヒーラーは危険です。ちゃんとわかってないと自分を傷つけてしまいます。人にエネルギー取られたり、汚れたものをもらったりします。わかっていれば良いけど、全員がヒーラーになるというのは危険と、宮崎氏に苦言したことがあります。誰でもができる高次元医学には賛成です。
急速に地球の波動が上がってきています。地球は、地の理から天の理の時代に突入する。宇宙と調和、自分自身の良心、すなわち、本質生命体と調和しなければ生きられない時代になりつつあります。同時に自分自身の波動をどんどん向上させていかないと、今の地球にとっては不調和になります。かつての地球よりは、はるかに意識エネルギーが影響を与える時代になってきています。さらに、意識エネルギーを拡大するためにチャクラを覚醒し、高次元生命体との交流が不可欠です。
地球にいる人間は、輪廻転生するというのは一応正しいという前提で考えます。本来魂は、魂の集合体であると考えます。ある時、地球を思ったことが実現しない様なエネルギーで覆いました。これを因果の法則と言います。魂レベルでは、思ったことがすぐ実現すると言われています、人はそのくらいの力を本来持っています。それだと、なかなか思った様な勉強ができなかったので、思いが実現しないようにこの世界をシールドしました。物事には必ず結果に対する原因があるということです。決意と行動がついて回ります。そういう世界を創りました。因果があるとシナリオを作ることができます。その選択肢の中で、人間は学びたい、体験したいことを決めます。生まれる前に人生のシナリオを作成します。いろんな体験をすることによって、役者で言えば名優になっていきます。魂が成熟していきます。船井氏は、この時代を地の理と呼んでいました。地球の理、ルールと言ってもいいです。不良の学校という言い方をしていました。これは間違いで不良の惑星です。だからルールが厳しいと言っていました。
これに対し、天の理、宇宙の理、優等生の惑星へ進化が、惑星レベルで起きると言い出しました。こちらへ移行する時に、うまく乗っていれば1000回ぐらい生まれ変わった成長を遂げることができるから、ちゃんと共鳴していけば、宇宙の何十億年に1回のイベントに乗っていくことができると言っていました。だから頑張ろうと言っていました。
1985年ごろからシューマン共振が上がってきました。地球が持つ固有の振動、一定の波動が、だんだん上がってきました。それを利用すれば、あらゆるところに情報を送れる様になるのではないかと、ニコラ・テスラが研究をしていました。天変地異が増えてきました。種の滅びるスピードが上がってきました。時間が加速してきました。未来を占う人たちが、1900~2012年終わり以降のことがだんだん当たらなくなってきました。2012年12月23日以降の未来が分からなくなったと言ってきました。何十年も前から色々な方面から言われていました。地球に何か起こるのではないかと思われてきました。どうやら地球では、こういうことが過去6回あって、今回が7回目です。ポールシフトがおき、当時の文明が消滅してきました。今回は、進化の方向へ行きそうだと言うことでした。そしてその時には、次元上昇、アセンションが起きると言うことでした。進化を急速に始めていると考えて行った方が良さそうだという現状分析になりました。
これからは、ルールが変わります。思いが実現する様になる世界に変わります。理論よりも想いが強くなります。未来が決まってなくなります。物事を立体的に考えた方が良くなります。統合的に考えた方が良くなります。助け合う、活かし合う方が良くなります。無料に近い方が良くなります。楽して成長する様になります。ついてこられない人間の選別方法が議論を呼びました。このことが、船井幸雄氏が勉強会を始めた大元のきっかけでした。人類の進化に向けて、できるだけ多くの人を進化へ向けたかったのです。