2023/06/02
1 不安・恐怖という感情からの言動
自分を知らないと、比較的不安や恐怖からの言動が多くなります。不安や恐怖という感情からの言動とは、「やらなければいけない」「やるべき」「責任・義務」「緊張・興奮・ストレス」となります。
2 外的世界(環境・自分以外)に変化を求める
不安・恐怖の感情からの言動は、外的世界(環境・自分以外)に変化を求めます。例えば、自分でやる努力や行動として、儲かると言われている手法を実践します。人に頼む危機管理・リスク回避・利益最大化として、コンサルタントに依頼します。人に頼る占いや超能力・霊感など神がかり的な力として、他の専門家に依頼します。
これが今までの経営や仕事をうまくいかせる方法でした。
3 自分を知る人は不安・恐怖の感情からの言動がより少ない
自分を知る人は、より不安・恐怖という感情が少ないので、直感・ひらめきで愛のある言動、羨望的な言動をすることができます。その言動とは、「やりたい」「やってみよう」「やろう」「ためらわないでできること」「やらざるを得ない」となります。
4 理想の自分で在ること
自分を知る人は、理想の自分でいることができます。自分に意識を向けることができるとも言えます。自分と向き合っていると言うことも、自分を観察しているという風にも言えます。自分をよく知っているのです。理想の自分でいる人は、何も期待せず、意図せず、できる限り言動しません。なぜなら、理想の自分は完璧だからです。何かをする必要がありません。ただ、起きてくる出来事の中で、直感的、ひらめきでやりたいことをやっています。結果を出したり、結果を残すことが目的ではなく、やりたいことをやること自体が目的なので、全てにおいて自分にとってより楽しく、より幸せで、より健康でいられます。
5 自分を知り続けていると自然とうまくいく
上記の不安・恐怖の感情から外的世界に変化求めることと、自分を知りやりたいことをやるとと、どちらを選んだ方が良いとか悪いとかということではありません。あなたはどちらをやりたいですか?やりたいことをやりましょう。好きなことをやりましょう。心と体に素直になりましょう。ちょっとでも気分良く、ちょっとでも機嫌よく、ちょっとでも快く今を過ごせます。経営や仕事に関して、誰にも教わらずに、何も学ばずに経営や仕事がうまくいっている人はいます。一様に、自分の選択に自信を持ち、自分の機嫌は自分で取っています。そのためには、今の感情を知り、感情に対処せず、ただ生きることです。自然と謙虚に感謝できます。