5 直感とは何か?船井幸雄氏が直感力を重視したのはなぜか?

 

1 「直感」とは何か?

 直感とは、理性的な思考や論理的な推論による判断を経ずに、人が自然に持つ感覚や勘、直観的な思考能力のことを指します。

 人間は、経験や知識、感情などの膨大な情報を脳に蓄積しています。直感は、その膨大な情報をもとに、無意識のうちに判断を下したり、行動を起こしたりする能力です。つまり、直感は過去の経験や学習をもとに、現在の状況や問題に対して、論理的な思考を経ずに自然に行われる思考プロセスと言えます。

 直感は、時に正確な判断を導くことがある一方で、時には誤った判断を導くこともあります。しかし、直感は多くの場合、情報処理のスピードが速く、状況判断や判断の正確性を高めるために役立つことがあります。

▲トップに戻る

2 故船井幸雄氏が創立した「直感力研究会」とは?

 船井幸雄氏は、京都大学農学部卒で、経営コンサルタントとなり、自身の経営コンサルタント会社を大きくしていきました。スーパーなどの流通系に強みがありました。100戦練磨、100発100中の実力でした。

 しかし、コンサルタントをしても、船井氏の言うことを聞かない経営者がいました。なぜかと問いただすと、悩み事が多く、家族にも相談できない経営者は、神がかり的なことに頼る人たちが多かったからでした。そこで船井氏は、会いに行き、霊媒師や霊能力者などをことごとく論破しました。中には、分からないけど、すばらしい能力者がいたために、船井氏は、研究を始めることになりました。霊の存在や憑依、妄想、直感力による未来予言など、多くの能力者から多くの情報を得て、隠れながら経営コンサルタントに活用していました。そして、オカルトコンサルタントと呼ばれてしまう様になるのです。

 そんな頃、幽体離脱すれば時間を超えて未来のことが分かるという情報を得て、人間は顕在意識に惑わされなければ、元々、いろんなことが分かるのではないか?近未来のことが分かるのではないか?と考え至ったのです。そして、経営者には近未来をみる直感力が必要で、どうしたら直感力を強くできるかを研究して、それに役立つ先生方を招いた直感力研究会をつくりました。

 直感力研究会の趣旨としては以下の通りです。
◎複雑化・不確実性の増加

 近年、ビジネス環境は急速に複雑化し、不確実性が高まっています。このような環境下では、過去のデータや経験から導き出された予測や分析では対応できないことが増えています。そこで、直感力によって、その場にいる情報や感覚を総合的に判断し、的確な判断を行うことが求められます。

◎スピードの重要性

 ビジネス環境は、ますますスピードが重要になっています。デジタル技術の発展により、情報が瞬時にやりとりされる時代になっています。そこで、直感力によって、瞬時に状況を判断し、迅速かつ適切な対応を行うことが求められます。

◎経営判断の質の向上

 船井氏は、経営判断の質の向上にも直感力が重要であると考えています。経営においては、常に不確実性がつきまといます。そこで、直感力によって、状況を把握し、その時々に最適な判断を下すことが求められます。直感力が高まることで、より適切かつ正確な経営判断を行うことができるようになります。

 以上のように、船井氏は、ビジネス環境の変化に対応するために、直感力を高めることが必要であると考えています。直感力によって、的確な判断を迅速に行うことができ、経営判断の質を向上させることができるとされています。

▲トップに戻る

3 船井氏から継承される情報の一部(2012年当時)

 ある一定数の人が気付くと、意識は皆繋がっているため、一気に皆が気付くことになる。それを百匹目の猿現象とし、時間を超えて、共鳴して変化するという。超心理学者ルパート・シェルドレイク仮設。宮崎県に幸島(こうしま)で、京都大学の人類学研究所が、野生の猿に餌付けをしていた。芋をあげていた。ある猿が、川で芋を洗って食べていた、川が枯れてしまい、海水で芋を洗って食べ始めたら、海水で芋を洗って食べる猿が増えた。そして、それが離れたところの猿も餌を洗って食べた。距離に関係なしに、一定量の認識が出来上がって来ると、空間を隔てたところまで伝わる。

 ルパート・シェルドレイク氏が、共振共鳴理論で解説をしてる。グリセリンそれまで作れなかったが、大西洋を渡る樽の中にグリセリンが入っていて、到着して見てみたら結晶化していた。それ以降、世界中のグリセリンが結晶するようになった。あるところで、物理的に起きた現象は、空間的に離れていても波動的に伝わる。イギリスで、一眼見て何の絵が描かれているかを問う実験をした。フランスでも調べた。イギリスで答えの映像を放送し、次の日にその放送を観ていない人を対象に、同じ実験をしたら、正解率が3倍程度になっていた。フランスでも同様の結果を得られた。一定以上の認識が出きたから、人間の無意識は繋がって いて、共振して伝わる。時間を超えても伝わるかということについても、戦争前に起きたことと戦争後に起きたことが、遺伝的にも伝わるはずがないことが、伝わっていたという実験結果を得られた。

 一定の人がそれが正解だと気づいたら、一気に広がる。しかし、頭の硬い猿だけは、柔軟ではなかった。人間は、身体が緩んでいないと、いい情報に共鳴しない。船井氏は、腕振り体操を勧め、広めた。

 急速に地球の波動が上がってきている。地球は、地の理から天の理の時代に突入する。宇宙と調和、自分自身の良心、すなわち、本質生命体と調和しなければ生きられない時代になりつつある。同時に自分自身の波動をどんどん向上させていかないと、今の地球にとっては不調和になる。かつての地球よりは、はるかに意識エネルギーが影響を与える時代になってきている。さらに、意識エネルギーを拡大するためにチャクラを覚醒し、高次元生命体との交流が不可欠。

 天の理、宇宙の理、優等生の惑星へ進化が、惑星レベルで起きると言い出した。こちらへ移行する時に、うまく乗っていれば1000回ぐらい生まれ変わった成長を遂げることができるから、ちゃんと共鳴していけば、宇宙の何十億年に1回のイベントに乗っていくことができると言っていた。だから頑張ろうと言っていた。

 1985年ごろからシューマン共振が上がってきた。地球が持つ固有の振動、一定の波動が、だんだん上がってきた。それを利用すれば、あらゆるところに情報を送れる様になるのではないかと、ニコラ・テスラが研究をしていた。天変地異が増えてきた。種の滅びるスピードが上がってきた。時間が加速してきた。未来を占う人たちが、1900〜2012年終わり以降のことがだんだん当たらなくなってきた。2012年12月23日以降の未来が分からなくなったと言ってきた。何十年も前から色々な方面から言われていた。地球に何か起こるのではないかと思われてきた。どうやら地球では、こういうことが過去6回あって、今回7回目。ポールシフトがおき、当時の文明が消滅してきた。今回は、進化の方向へ行きそうだと言うことだった。そしてその時には、次元上昇、アセンションが起きると言うことだった。進化を急速に始めていると考えて行った方が良さそうだという現状分析になった。

 これからは、ルールが変わる。思いが実現する様になる世界に変わる。理論よりも想いが強くなる。未来が決まっていなくなる。物事を立体的に考えた方が良くなる。統合的に考えた方が良くなる。助け合う、活かし合う方が良くなる。無料に近い方が良くなる。楽して成長する様になる。ついてこられない人間の選別方法が議論を呼んだ。このことが、船井幸雄氏が勉強会を始めた大元のきっかけだった。人類の進化に向けて、できるだけ多くの人を進化へ向けたかった。

 今は、未来は決まっていない。想いが実現しやすい。今まではシナリオがあるが、これからは自作自演しなければいけない。自分を知り、自分が何をしたいか考えて生きていかなければならない。体験よりも創造が大事になってくる。自由だが、自律していないと生きていけない。対立じゃなくて非対立。競争じゃなく、協調。分化じゃなく統合。専門じゃなく総合。前は、A or Bの世界。今はA and Bの世界。この移行期に入っていて、その最後と考えている。だから、善悪を超越しようと言っている。自由にできるのが今で、占いが当たらないのは、人の思いで未来が変わるから。

▲トップに戻る

4 冴え渡る直感力を保つには?

 人は誰でも、直感やひらめきによって情報を得ています。それが緊張下やストレスを長く感じていると、それらに気づきにくく、自分らしい行動に結びつきにくいのです。

 直感を研ぎ澄まし、直感力が高い状態を保つには、ストレス解消をする必要があります。

どうすればいいのか?

 「自分を知ること」で、受け取った直感でうまく行動できる様になるということです。自分を知ることが、なぜストレス解消になるのか?と疑問に思われた方は、こちら「自分らしさとは何か?」のブログ記事をご覧ください。

▲トップに戻る