できる限りやりたくないこと

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暴言暴力

1.全ての言動は、自分以外に求めること

 感情の揺らぎが大きいほど、感情の起伏が激しいほど、体が動くことになる。大きな声や体の表現は、人や物に対して、求めていることである。人や物に対して、優しいほど、自分にとって、良いことが起こる。人や物に求める言動は、自分にとって、イヤなことが起こる。

2.感情である言動が大きく激しくなるほど、自分にとってイヤなことが起こる

 感情の揺らぎが治まる前に、言動という体の表現をすると、自分にとってイヤなことが起こる。感情的な言動が大きく激しくあるほど、自分にとってもっとイヤなことが起こる。イライラした言動が、口論や喧嘩に発展したり、調子にのって騒いだら、裁判や警察沙汰になってしまったりする。

3.心の平安が続くほど、暴言暴力はなくなる

 好きなことと楽しいこと、やりたいことを続け、心の平安を維持するほど、暴言暴力を自分が体験しなくなる、見なくなる、聞かなくなるのである。自分はおろか、人の暴言暴力を排斥するために、自分の心と向き合うことである。自分の心が全てを変えるのである。

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物にあたる

1.なぜ傷つけたり、壊したがるのか?

 人や物を傷つけたり、壊したりする行為は、自分のイヤという感情を鎮めるためである。イヤな感情が揺らいでいる自分が、イヤなのである。揺らいだ感情ではなく、自分の存在を否定するため、人や物を否定するために、傷つけたり、壊したりするのである。

2.人を傷つけるのも、自分を傷つけるのも一緒

 自分のどんなところも好きであれば、人や物も好きになるのである。人を傷つけるのは、自分の中でイヤな部分があるからである。物を壊すのは、自分の中でなくしたい部分があるからである。人を傷つけたり、物を壊したりするから、自分をイヤになるわけではない。自分をイヤになることが先である。

3.人がイヤがることをしないのではなく、自分がしてほしいことをする

 人の気持ちは、推測することだけできる。何をすれば人が喜ぶかがわからないから、試行錯誤するのである。自分が人に何をしたいかがわからないから、迷うのである。自分が人にしてほしいことが、自分が人にやりたいことである。

4.自分がしてほしいことは、自分がやりたいこと

 人の気持ちは、常に変化しているから、人に合わせようと試みるのではなく、自分が本当に人にしてあげたいことを見つけることである。自分が本当にやりたいこは、不変である。楽しいことをしていれば、自分という存在をイヤにはならないため、人や物にあたることはない。

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ケガをすること

1.どういう時にケガをするか?

 今やっていること、もしくは今やろうとしていることが、本音と大きく違う時に、ケガをする。家具に足の小指をぶつけた時も、人と殴り合いの喧嘩と時もである。本当は、今やっていることや、やろうとしていることに対して、イヤという感情が揺らいでいる自分を、見て見ぬふりをしているから。イヤなのを分かってて、自分に無理をしているから。

2.自分を無視するとどうなるか?

 自分の感覚、思考、意志に従わず、他の言動をし続けると、全てが自分のそれらに従うよう、仕向けてくる。安心して、自分のやりたいことを言動することである。自分にとって、イヤな体験を減らすためには、自分の本音と向き合い続けることである。

3.本音通りの言動が不安なら言動しないこと

 本当は、こうなりたいのに、不安だ…本来なら、こうしたいのに、怖い…という想いに経験はあるだろうか?本音に従って言動することが不安な時は、できる限り何もしないことである。やりたいことや、やってみたいこと、やらざるを得ないことが出てくるまで、待つことである。「心と体に素直に」というのは、こういうことである。

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人を変えようとすること

1.自分に力があれば全てが変わる

 魅力があれば、パートナー探しに悩むことはない。先を見る力があれば、経営に悩むことはない。コミュニケーション力があれば、人間関係に悩むことはない。自分の力を十二分に発揮できるようになれば、考えることはあっても、悩んだり、困ったりすることはない。

2.自分の能力や才能、全てを発揮するにはどうすればいいか?

 力が不足していたり、ないわけではない。力をうまく発揮していないだけである。力をつけようとしたり、力を得ようとしたりするのではない。誰でも、自分の好きなことと楽しいこと、やりたいことで力が発揮され、それらを自覚することで力が増して、人への影響が大きくなっていく。

3.自分が変われば全てが変わる

 自分にとって、良い変化を起こすためには、自分の好きなことと楽しいこと、やりたいことを探して、今を楽しむことである。嫌いなこととつまらないこと、やりたくないことを言動すればするほど、自分にとって、イヤなことが起こる。どのように変わるかは、自由である。自分で変化を選択し、自由に生きられるのである。

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